フランス
金赤被せガラスのクリスタルカットのプレートです。
１８９０年頃のものです。

　日用のガラスの皿として、最も気に入っているのがこの金赤被せカットガラスです。
　恐らく１９世紀末のものと思われますが、なんともいえぬピンクローズの色合いとカットの妙味で、とても品位がありながら、日常フルーツや菓子皿として使いたいなと思わせる力があります。
　ありそうで、なかなか見ることのできないお皿です。
　恐らくフランスの高名なガラス会社のものだと思いますが、定かではありません。
　日本の切子に比べると品格が異質なのも源流のヨーロッパのものだからでしょうか。
　６枚ございますが、１枚だけ多少サイズが小さくなっています。
　ハンドカットの妙も十分味わえる美品です。

　きれいな金赤のローズピンク色なのですが、写真ではなかなか実物の色が出せず苦心しております。


1枚38,000円の６枚セット228,000円です。