イギリス
1,810〜1,830年頃の稀少なブリストルグラスです。 ガラスはとても上質なクリスタルです。
チューリップボウルにボウルノップの美しいフォルムです。
馴染み深いブリストルグリーンは、ピーコックグリーンに輝き、光にかざすと美しい透明度が際立ちます。
ブリストルでのガラス製造が始まったたとされるのが1,651年。
最初は窓ガラスとボトルをつくっていましたが、次第に多くの窯が出来てクオリティーも非常に高まり、さまざまなテーブルウェアがつくられたといいます。
そして件のブリストルブルー、ブリストルグリーン(一部にアメジスト)で代表されるいわゆるブリストルガラスは、1,770年〜1,830年ごろに美しい製品が沢山つくられたようです。
そしてそのいわゆるブリストルガラスは、ブリストルは勿論、ニューカッスル、ダブリンなどの港に面した街でもつくられたそうです。
それがなぜか1,830年ごろに突然このブリストルタイプのガラスが消えゆきます。
1,825年をポイントに時代の流れ(ファッション)が変わったということのようです。
時代区分でいえば、後期ジョージアンに始まりリージェンシー様式が終焉をむかえるとともに、かのブリストルガラスも消えていったということなのでしょうか。
本物のブリストルガラスは実にガラス質もカッティングもグラビールも上物で曖昧さなど微塵もありません。
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