イギリス　ロイヤルウースターのジャポニスムのペアの飾り壺です。
１８７８年の作品です。

ウースターならではのアイボリー地に梅や竹などの植物、鳥や蝶、蜻蛉などが豪華に金や銅やエナメルで立体的にかつ精緻に描かれています。
このタイプのジャポニズムの絵柄は、１８７８年のパリ万博に多数出品されました。

飾りハンドルの部分は、ウースターが１８６０年から１９００年まで製作した耽美的な作品に使われた象の頭がモチーフとなっています。

耽美主義の作品らしい装飾美溢れる逸品です。